★第4回「日本翻訳大賞」受賞作! その謎解きの後に何が見えてくるか。★
韓国のベストセラー作家キム・ヨンハの2013年の小説『殺人者の記憶法』は、「アルツハイマーを患う殺人者」という、多少独特な内容の作品です。重くなりがちな物語なのに、小説の所々で見られるブラックユーモアが作品の魅力を高めています。
主人公キム・ビョンスの1人称語りの内容を、私たちはどこまで信頼できるのでしょうか。いや、そもそもキム・ビョンスの世界は実在するものなんでしょうか。
<有名な古典の引用>や物語における<象徴>を謎解きながら読むと、その面白さが倍増する『殺人者の記憶法』。小説を原作とした映画も含め、善と悪、記憶と時間などについて一緒に考えてみませんか?
<内容>
・キム・ビョンスが作り出した世界
・殺人者、獣医師、詩人
・象徴と装置
・結末の多様な解釈
・映画との違い
・テーマと関連する小説と映画の紹介
<イベント概要>
■日時:2022年11月19日(土)20:00-21:10
■ZOOMオンライン
■参加チケット:1500円
※イベント終了後全員に、録画データのURLをお送りします(1週間限定)。
オンタイムにご参加できなかった方は録画をご覧ください。
<講師プロフィール:キム・ジヨン先生>
韓国ソウル生まれ
韓国の大学で韓国文学を専攻
お茶の水女子大学 比較社会文化学 博士課程 単位取得退学
お茶の水女子大学 非常勤講師
好きなものは、本・映画・水彩画・ワイン・韓国語
◎著書
『Chat Diaryハングルで3行日記』(共著/アルク/2018)
『韓国語中級ドリル』(共著/HANA/2021)
◎連載
『韓国語ジャーナル』(慣用句とことわざ/2011〜2013)
◎YouTube「SHARA GORI TV」チャンネル運営中
★詳細&お申込みは↓
https://www.shin-gogaku.com/ikebukuro/event/detail.php?aid=198