【新大久保語学院レターNo.21】韓国と日本のお正月、何が違う?
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日本と韓国は地理的にも文化的にも近い国ですが
「お正月」の過ごし方には 意外と大きな違いがあります。 今回は、韓国と日本のお正月の違いをご紹介します。 |
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① 日付の違い 日本のお正月は、1月1日の新暦を中心に祝います。一方、韓国では1月1日の新暦の正月も祝いますが それ以上に重要なのが 旧暦の正月「ソルラル(설날)」です。 ソルラル(설날)は毎年日付が変わり 旧暦1月1日を中心に前後3日間が連休になります。 2026年のソルラル(설날)は2月17日(火)です。 |
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② 家族との過ごし方 日本のお正月は、家族でゆっくり過ごしたり初詣に行ったり、おせち料理を食べたりと 比較的落ち着いた雰囲気があります。 一方、韓国のソルラル(설날)は 親戚一同が集まる大イベント。 普段は離れて暮らす家族が実家に集まり 家の中はとても賑やかになります。 そのため、韓国全土で大移動が起こり 交通渋滞も恒例行事です。 |
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③正月の儀式 日本では新年に神社やお寺へ参拝する初詣が一般的です。 韓国では、先祖に感謝を伝える儀式 祭祀(차례)を行います。 果物や料理を並べ 家族全員で先祖に 新年のあいさつをするのが特徴です。
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④ 正月のあいさつ 日本と韓国、どちらも新年のあいさつは大切ですが使い方には微妙な違いがあります。 日本では「明けましておめでとうございます」は 1月1日以降に初めて会う人に使うのが基本です。 年末には「今年もありがとうございました」と 挨拶をするのが一般的です。 一方韓国では、12月の終わりごろから 「새해 복 많이 받으세요(明けましておめでとうございます)」を使います。 直訳すると 「新年の福をたくさん受け取ってください」 という意味になります。 新年を迎えた際も同じく 「새해 복 많이 받으세요」と言って挨拶をし 子供が大人に新年のあいさつ(お辞儀:세배)をするときにも使います。
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正月に使える韓国語表現6選 1,새해 복 많이 받으세요. (明けましておめでとうございます) 2,올 한해도 건강하게 잘 보내세요. (今年一年も健康に過ごしてください) 3,세뱃돈 받았어요. (お年玉もらいました) 4,올해도 잘 부탁드립니다. (今年もよろしくお願いいたします ) 5,가정에 평안이 가득하시길 바랍니다. (ご家庭に平安が満ちますように) 6,떡국 먹었어요? (トックク食べましたか?) |
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⑤正月料理の違い 日本のお正月料理といえばおせち料理。韓国の正月料理の定番は、トックク(떡국)。 お餅の入ったスープで 「トッククを食べると1歳年を取る」と 言われています。 そのため韓国では 떡국 몇 그릇 먹었어요? (トックク何杯食べましたか?)と聞くと 「何歳ですか?」という意味の ユニークな表現もあります。
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⑥ 正月の遊びと服装 日本では凧揚げや書き初めなどがありますが、最近は家でゆっくり過ごす人も増えています。 韓国では、ユンノリ(윷놀이)などの 伝統遊びを家族全員で楽しみ 韓服(한복)を着る人も多く見られます。
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同じ「正月」でも
日本と韓国では意味や過ごし方が少しずつ違います。 こうした文化の違いを知ることで 韓国語の表現や価値観もより深く理解できるようになります。 韓国語を学ぶ方にとって お正月文化はとても身近で学びやすいテーマです。 言葉だけでなく、文化に触れながら学ぶことで より実践的で楽しい学びにつながりますよ。 |
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